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谷崎潤一郎と中国 / 林茜茜 (田畑書店)

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谷崎潤一郎と中国 / 林茜茜 (田畑書店) 2022年12月15日 印刷 2022年12月20日 発行 谷崎潤一郎には〈中国〉を題材にした随筆が存在する。 彼の奥底に流れる〈中国〉とは何か。 谷崎研究の第一人者、千葉俊二早稲田大学名誉教授も推薦した論考は、谷崎潤一郎における「〈中国〉のイメージの変容」を仔細に映し出している。 以下、版元HPより。 -------------------- 目次 序章  谷崎潤一郎の中国旅行とエキゾティシズム 第一章 風景のなかの女      ──「西湖の月をめぐって」── 一  「青磁色の女」と西湖の景観構造 二  〈青磁色の女〉 三   ミッション・スクールの女学生 第二章 谷崎潤一郎が中国へ投射したもの      ──「天鵞絨の夢を視座にして」── 一   ハードン夫婦 二   佐藤春夫「指紋」とボードレール『人工楽園』 三   ゴーチエ「クラリモンド」 第三章 「風流」な文学者      ──「蘇東坡(三幕)─或は「湖上の詩人」」論── 一  『西湖佳話』「六橋才迹」との比較   二   検閲の視点から読む「蘇東坡」 三   佐藤春夫の 「風流」観と「鮫人」を手掛りとして 四  「風流」を乗り越える試み 第四章 西洋芸術と東洋芸術との統合の試み      ──「 鮫人」における〈浅草オペラ〉── 一  「鮫人」と「真夏の夜の恋」 二   林真珠の造形──原信子との関わりを中心に 三   北斗劇団をめぐって 第五章 十年一覚揚州夢      ──「 鶴唳」論── 一   佐藤春夫と小田原 二  「梅崖荘」「鎖瀾閣」と西湖 三   鶴と揚州 第六章 谷崎潤一郎と田漢について      ── 戯曲を中心に── 一  「虎を獲る夜」と「昼飯の前」について 二  「湖上的悲劇」をめぐって 第七章 女と蛇      ──谷崎潤一郎「蛇性の婬」田漢「白蛇伝」をめぐって── 一   谷崎潤一郎「蛇性の婬」 二   女と蛇 三   田漢「白蛇伝」 第八章 エキゾティシズムからノスタルジアへ      ── 二度目の中国旅行をめぐって── あとがき 初出一覧 -------------------- 版元:田畑書店 発売日:2022/12/28 判型:四六判 上製 頁数:263p ISBN:978-4-8038-0406-5 --------------------

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