

別冊代わりに読む人 試行錯誤1 (代わりに読む人)
2023年11月1日 発行
「試行錯誤」は、自らの行為を捉え直し少しずつ変革させながら続けることだ。
代わりに読む人から刊行された『試行錯誤』は、まさにこの字義を体現しているリトルプレスでもありながら、著者や読者が集える公園でもある側面を持つ。
4名の著者の「試行錯誤」を間近で見ることのできる稀有なリトルプレス。
以下、版元HPより抜粋。
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目次
わかしょ文庫 大相撲観戦記 第一回
どうしてわたしは相撲川柳を作るのか
陳詩遠 なにがなんだか 第一回
チャリの鍵を有り得ないペースでなくし続けている/他2編
伏見瞬 蓮實重彥論 第一回
蓮實重彥を迂回する
友田とん 取るに足らないものを取る 第一回
マティス展とマジック
「可笑しさで世界をすこしだけ拡げる」をモットーに活動する、ひとり出版社、代わりに読む人では、読む/書く人々の試行錯誤の場となる公園を目指す文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行しています。これは編者、著者、制作者が一年近くを掛けて制作し、完成度を高めていく公演でもあります。本誌はその別冊として、よりフットワーク軽く試行錯誤する小さな実験室です。『試行錯誤』を年数回発行する予定です。実験を繰り返すなかからこれまでにはない形の本が生まれていくように取り組んでいきます。試行錯誤の性格上、うまくいくものもあれば、うまくいかない試みもあるでしょうが、そうした試行錯誤のプロセスや悲喜交々を味わい、その中から何某かが徐々に顕れてくるのに立ち会っていただけたら幸いです。(「試行錯誤のはじめに」から)
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版元:un poco / 代わりに読む人
発売日:2023/11/01
判型:文庫判 並製本
頁数:56p
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