

別冊代わりに読む人 試行錯誤4 (代わりに読む人)
2024年9月30日 初版第一刷発行
発明/発見には文脈があるが、結論のみが切り取られる嫌いがある。『試行錯誤』は、発明/発見に至る文脈に楽しみが溢れており、読者が読むことによって、その楽しみが再発見/再発明の源であることを軽やかに提示する。
以下、版元HPより抜粋。
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目次
・巻頭言「再発見・再発明」
・陳詩遠 なにがなんだか「祭典・採点」
・わかしょ文庫 大相撲観戦記「大関の書いた小説を探して」
・スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する「暑い銀座のドイツビール」
・伏見瞬 蓮實重彥論「書籍版『蓮實重彥論』の構想をそろそろ本気で考えてみる」
・友田とん 取るに足らないものを取る「ワークショップ」
「私は必要に迫られて、ノートの片隅に間取りを書くことで、その方法を再発見/再発明したのだ。それは道具を手に入れるというよりも、体に目や耳に加えてもう一つの新しい感覚器が生まれてきたような感覚で、それは私の体が拡張された感じなのだ。何かを自分で見つけたと思っても、大抵のことはすでに発見/発明されたことの再現にすぎない。しかし、取り組む人が必要に迫られて発見/発明し直しているその過程には読むべきもの(例えば発見の喜び)が必ず現れていると思う。期せずして、『試行錯誤4』に収められた文章は、再発見/再発明の過程にみちている。」(巻頭言「再発見・再発明」より)
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版元:un poco / 代わりに読む人
発売日:2024/09
判型:文庫判 並製本
頁数: 76p
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